大東幼稚園について｜埼玉県飯能市

楽しみながら学ぶ。

変化・活動の少ない生活は幼児にとって
不幸なことです。
子どもたちは大人から見て
『難しい、易しい』で遊びを選びません。
たくさんの遊びを発展させられる環境こそ、
幼児教育にふさわしい場です。
大東幼稚園では、月間・年間のカリキュラムを作成し、
幼稚教育の枠を超えた、小学校を見据えた
教育と豊富な活動内容を取り入れている
数少ない幼稚園です。

時世に適応した「躾教育」と、
可能性を伸ばす「適時教育」。

昔から「親が子に残す財産はお金や肥えた田畑、家ではなく教育である」とよく言われます。神経細胞などの活発な時期に身につけることが、子どもの教育の原点となる「躾」が肝要だと言えます。

今こそ日本の良き伝統に根ざし時世に適応した「躾教育」を子どもに施さなければなりません。そうすることで、子どもの生命力は強固となり、やがては個性豊かな主体性が確立し、今後の複雑化した社会に遭遇しても真の自由人になりえると信じています。このような子どもたちが社会の表に立って活躍してくれることを、祈っています。

子どもの力は無限大の力を秘めています。その可能性を限りなく伸ばすために言葉の教育は大切です。また、小さな心にある、大きな夢を育むことも重要です。これらを基本とした教育方針、山と緑に囲まれた素晴らしい環境、長年培われてきた遊びの伝統、憧れの伝統、（自分も年長さんになったらお兄さんお姉さんみたいに逆上がりが出来るかな？）が大東幼稚園には揃っています。努力もいらない、負担のないスポンジのように吸収できるこの時期が最高の適時教育なのです。

園長　長棹美枝子

創設者吉村昭三先生が
大東幼稚園に込めた想い

寒冷の大地北海道で生まれた吉村昭三先生は、血氣に溢れ向学心に燃える少年であった。生活が困窮していたため義務教育後は奉公に出る選択肢しかなかったが、ここで終わりたくない、もっと広い世界に身を置きたいと奮闘し国鉄へ就職。そして更に知見を広めることを諦めなかった昭三先生は、働きながら大検の資格を取得。上京し都内の大学を卒業後、教育の道を志し、地元北海道で教職に就く。

その頃日本は、高度経済成長期を迎え、人々の生活や価値観が大きく変化し始めていた。経済的繁栄の中で、人々の利己主義が助長され、道徳、社会性が失われていくのを見るにつけ、日本の教育に対して強い危機感を持つようになる。特に子どもへの影響を問題視し、幼児教育へ情熱をかける決意をする。これが大東幼稚園創立への原点となる。

大東幼稚園教育の
根幹として息づく、
『書道』と『教育』の関係。

昭三先生は教鞭を振るう中で改めて『書』の大切さに氣付く。『きれいな正しい文字を書くことは、生徒の理解を促し、規律とけじめを与える。書かれた文字は書く者の人柄を映し出すものである。』書への関心を募らせ、書の道へ進むことを決意し、再び上京。書家上條信山へ師事した後、書家吉村谿霄として活躍する。

やがて昭三先生の想いは実を結び、昭和48年、飯能市永田の丘に大東幼稚園を設立。書道を取り入れた独自の幼児教育を提唱する。『書道は武道に通ずるものがある。武道は精神のあり方が重要であり、精神は考え方をコントロールする。そして考えることは、洗練された所作と優れた常識を生む。』この考え方は、半世紀経った今もなお大東幼稚園の教育の根幹として息づいており、園の書道の時間はとりわけ大切な時間として位置づけられている。書道を通して、子どもたちは心にゆとりを持ち、また、ものごとのけじめを身につけていく。『三つ子の魂百まで』と言われるように、大東幼稚園で身につける社会性は、子どもたちの人生の基礎として育まれていくのである。

大東幼稚園園歌

作詞    吉村昭三　
作曲    小林蔵雄　
歌    　大杉久美子

一、雲が　はしる
光が　おどる
大きな希望が　ほら　はずむ
ここは　どこ
みどりがいっぱい　丘の上
みんなの大東　幼稚園
高いお空を　指さして
元氣なよいこが　伸びてゆく

二、森が　うたう
小鳥が　あそぶ
仲よし笑顔に　夢　ゆれる
ここは　どこ
しあわせいっぱい　丘の上
みんなの大東　幼稚園
光の中で　胸はって
元氣なよいこが　伸びてゆく

学校法人永田学園認可

定員80名

昭和48年
昭和49年

幼稚園バス運行開始
園舎を増築し定員を変更

定員240名

昭和53年
平成7年

園舎を改築
現在の園舎となる
長棹美枝子先生園長就任

平成12年
平成22年

手作り給食提供開始
課外教室開始
創立40周年記念講演

園庭に新遊具導入

平成25年

名称	大東幼稚園
運営会社	学校法人永田学園
所在地	〒357-0062 埼玉県飯能市永田530番地
電話/FAX番号	TEL:042-975-1550　FAX:042-975-1556
事業内容	幼児教育
園児定員	240名
職員数	26名